
起業や芸能人、各種事務所が導入して知名度を上げている「ライブコマース」。今回は、株式会社Mofflyが提供する「TAGsAPI」に焦点を当てます。
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業界課題
近年は、ECモールの需要が上昇しているため、ライバルサイトと差別化を図りたいECサイトが増えています。
株式会社Mofflyは、兼ねてから「人類のより良い未来のために、発明または技術革新をし、10年先の当たり前を創る」というミッションを掲げていたこともあり、新サービスの開発を考えていました。
ITを使ってどう解決したのか
株式会社Mofflyは、「TAGfab」というライブコマースを提供しました。これは、アパレルに特化した日本初のライブコマースです。
様々なブランドの中から、購入者にマッチした提案ができるプラットフォームとして注目されています。
「TAGfab」は、リアルタイム配信しながら商品を販売できる機能です。販売者が一方的に商品をアピールするだけではなく、購入希望者がリアルタイムで商品の質問を出せます。
簡単な導入作業に定評あり
導入に困難を極めるライブコマースもある中で、「TAGfab」は手軽な導入においても差別化を図っています。
導入する際は、HTMLに簡単なコードを追加するだけでOKです。
結果どうなったのか
「TAGfab」を導入している事例には、株式会社FiNCTechnologiesの『FiNCモール』があります。
管理栄養士やフィットネストレーナーがおすすめするヘルスケア商品をアピールするサービスです。
「TAGfab」を導入したことにより、次のような成果が得られました。
サービスのイメージに合わせたカラー変更
「TAGfab」は、自社が提供するECサービスのイメージに合わせて、カラーデザインをカスタマイズできるようになりました。
「TAGfab」は、観覧ユーザーの利用データを把握でき、それに見合ったUIを利用することができます。そのため、観覧ユーザーに最も適した情報を提供できるようになりました。
ユーザーの行動を可視化する「アナリティクス」
「TAGfab」は、観覧ユーザーの動向をアナリティクスにしてくれる機能があります。この機能を導入することで、観覧ユーザーの動向を、数字によるデータよりも分かりやすく可視化してくれるのです。
簡単な締めの感想
いかがでしたでしょうか?購入希望者にとって利用価値の高いECサービスですが、どのサービスも似たり寄ったりな概要で代わり映えしないのも事実です。
ライブコマースを導入すれば、オリジナリティを持った差別化を図ることができます。
TAGsAPIのようなライブコマースシステムを構築したい方
動画の撮影機器などは専門外なのでわかりませんが、
アプリの開発やウェブサイトの開発、商品販売サイトや、ダイレクトで販売するためのネットショップ用の決済システムが必要になります。
生放送やアーカイブ方法と、ネットショップのシステムをコラボさせるイメージです。
あとは、細かい応用です。
サーバーの負荷をどれだけ軽減できるかという点も考慮しないといけません。
あとは何よりお客さんのアクセスをどれだけ増やすことができるのか、これにつきますね(^^)
大きなコミュニティを運営しているなどのプラットフォームを持っていることが重要になりそうです。
開発費、製作費はいくらぐらい?
動画のスタジオや撮影機材、ライブコマースのタレント起用や番組作りは専門外なのでわかりませんが(専門業者の紹介は可能)
アプリの開発費、ネット決済システム周りの対応についてでいうと、1000万ぐらいの費用が最低限必要だと思われます。
ですが、スタートアップ等の場合はどうしても金額的な工面はできないでしょうから、費用を抑えながら質を上げないといけません。
その場合、日本人の給与や、アメリカ人等の給与は高すぎて人件費は賄えません。それでは品質を上げながら開発費用を2分の1以下にするというのはどうでしょうか?
それは、どんな方法か? 次のページにてオフショア開発SIMECという開発費用削減課題とエンジニア、デザイナ不足の解決方法をご紹介します。