
(サービスHPより)
『HERP ATS』は、企業のスクラム採用(=人事部だけでなく全社員一丸となって採用活動を行うこと)を手助けする採用管理プラットフォームで、2017年に設立された株式会社HERPが提供しているサービスの1つです。
今回は、今流行しているスクラム採用を普及させるために、『HERP ATS』がどのような機能を実装しているのかを知り、新しい採用の形を学んでいきましょう!
Contents
今までの採用の課題
これまでの採用は、基本的に人事部が主導で行い、採用候補者に求める要件やスケジュールなどを単体で決定していました。
しかし、こうした採用方法は人事部への過大な負担をもたらすだけでなく、現場と採用の考えの乖離を生んでしまい、結果として活躍する人材を採用できないという問題を生んでしまいます。
『HERP ATS』が提供する課題解決
そのような旧来の採用方法に対して、スクラム採用では、現場の声を元に採用活動を行えるほか、発生する採用業務を適切な社員が担当することができて、会社として効率的な採用活動を行うことができます。
そのスクラム採用を円滑に運用するために、『HERP ATS』が実装している機能の1つ目は、求人情報の一元化による社内全体での情報共有です。
採用情報を手軽に社内で共有することによって、応募情報が人事部以外の社員にも行き渡り、会社全体でのスクラム採用が可能となるのです。
また『HERP ATS』では、人事部以外の社員の採用活動への参加ハードルを下げるための紹介機能も充実しています。
こうした取り組みのなかで、『HERP ATS』はスクラム採用をHR業界に広げ、新しい採用の形の普及に一役買っているのです。
結果どうなったのか
この『HERP ATS』を導入してスクラム採用を行なっている企業の中には、「9割以上の社員が採用活動に参加している」という声や、「少ない既存人員の中では考えられないような多くの人数を採用できている」といった声が多く聞かれています。
設立から2年で、大手からベンチャーまで広く普及した『HERP ATS』は、多くの企業にスクラム採用という新しい概念を定着させていることが分かりますね。
まとめ
以上が、株式会社HERPが提供する『HERP ATS』の概要と機能のご紹介となります。
使いやすい機能の実装が新しい採用の形にマッチしたこのサービス事例は、非常に勉強になるケースだと言えるでしょう!
HR Techについて詳しく知りたい方へ
少子高齢化などによる労働力不足の影響で、人材確保や人材配置、そのうえ、人材育成の難しさに直面している企業が年々増加しています。加えて、働き方改革が積極的に進められており、時短やリモートワークなど働き方も多様化しているため、企業や人事担当者にとっては、人事戦略や目標設定・評価方法、勤怠管理や育成方法について頭を抱えることも多いのではないでしょうか。また、ベンチャーや中小企業では特に、給与計算などの労務処理も人事担当が対応しなければならないこともあり、業務の量や質ともに増えています。
そこで、少しでも人事業務の量の軽減や効率化を図るとともに、業務の質を高めるためにも、人事業務にITを活用しようという動きが拡大しており、多くの企業で、HR Techのサービスの検討や導入が進められているほど注目されているサービスです。
このように、HR Techのサービスを導入したり、自社でHR Techのサービスの開発を進めようとする企業が増えているものの、開発や運用方法、費用などの課題を突破できずにいる企業も多いのが実状です。他社に開発やコンサルをお願いすることができますが、その場合、他社との連携がうまくいかなかったり、自社のニーズに沿った仕様にカスタマイズすると想定以上に時間とコストがかかってしまいますよね。できれば、費用を抑えながら、HR Techサービスの開発と展開を目指したいもの。しかし、開発者やデザイナーなどのリソース不足や知識不足により、思うように開発が進まなかったりするかもしれません。何か良い解決策はないのでしょうか。
プログラム開発費用は? 開発費を半額にする方法とは?
家の装飾と同じで、沢山の費用を払えば内装はとても豪華になるのと同じく、システム開発やコンサルティング費用をつぎこめば色々なことができるようになります。
ただ、これは日本の開発会社やアメリカ等の人件費の高い会社に依頼をすると、とても高いのです。
では、どうするのか?次のページにてオフショア開発SIMECという開発費用高騰課題とエンジニア、デザイナー不足の解決方法をご紹介します。