
世界的な大手クレジットカード会社VISAとIT大手のIBMは、IoTを活用して安全な決済サービスの確立を目指して協業しています。
クレジットカードは1枚のカードの形をしていますが、本来、本人確認ができればどのような形でも構わないはずです。両社はこれに目をつけ、新たなサービス開発を行っています。
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カード以外でカード決済
ちょっとそこまでの買い物だからと油断して財布を忘れてしまった経験は無いでしょうか。必要なときにクレジットカードを持ってくるのを忘れたという経験は案外多いものです。
カードだけでなく、腕時計や指輪、さらには移動手段である自動車によってカード決済することはできないのでしょうか。VISAとIBMは「ワトソンIoTプラットフォーム」というシステムを活用し、課題解決を図っています。
コネクテッドカーの増加
コネクテッドカーとは、インターネットに接続できる自動車のことで、外部ネットワークに自動車のセンサーを接続することで安全向上や走行管理ができると期待されています。各社のアナリストもコネクテッドカーの利用者は今後急増すると見込んでいます。
この環境下でVISAが実現したいのは、車の中にいながらショッピングをすることです。特に、車を走行しているときにIoTによって車のパーツ交換とあったアラートが表示されたとき、店舗に行かなくても新しいパーツを購入できるので、消費者にとっても利便性が高いです。クレジットカードが手元に無くても、自動車で決済ができれば簡単ですよね。
VISAによるIoTの活用の幅広さ
自動車以外にも、IoTの活用が検討されています。例えば、ランニングしている人には、ランニングシューズの交換時期が来たらウェアラブルデバイスにお知らせをするなどです。さらに最新のランニングシューズを勧めることで、メーカーの売上増加に貢献することもできます。
しかも、ただ新商品を勧めるだけではありません。IoTを通して、消費者の普段の消費行動も把握できるため、消費者のニーズにマッチした商品を勧めることもできるのです。
まとめ
VISAとIBMの新たな決済サービスについて解説しました。IoTを用いた決済は、商品のレコメンドと相性が良いので、売上を伸ばせる技術になると考えられます。
コネクテッドカーやウェアラブルデバイスの登場により、ITで消費者1人1人の行動を把握できる時代になりつつあります。個別の企業にとっても、データの上手な活用が課題となるでしょう。
IoTを活用したい方へ
さまざまな業界で急速に普及が進んでいる、IoT。今や、多くの企業で、IoTを活用したサービスの実証実験や実用化が進んでおり、今後も目覚ましく著しい発展が期待されています。企業にとっては、自社のビジネスとの親和性や競合他社の取り組みを見極めながら、IoTを活用した新技術や新サービスをどのように拡大させていくか、日々試行錯誤しながら真剣に検討していることでしょう。
こういったIoTを活用したサービスを導入したり、自社でサービスを開発してみたいけど、気になるのは、開発方法や費用。他社に開発やコンサルをお願いすることができますが、その場合、他社との連携がうまくいかなかったり、自社のニーズに沿った仕様にカスタマイズすると想定以上に時間とコストがかかってしまいますよね。できれば、費用を抑えながら、IoTを活用したサービスの開発と展開を目指したいもの。しかし、開発者やデザイナーなどのリソース不足や知識不足により、思うように開発が進まなかったりするかもしれません。何か良い解決策はないのでしょうか。
プログラム開発費用は? 開発費を半額にする方法とは?
家の装飾と同じで、沢山の費用を払えば内装はとても豪華になるのと同じく、システム開発やコンサルティング費用をつぎこめば色々なことができるようになります。ただ、これは日本の開発会社やアメリカ等の人件費の高い会社に依頼をすると、とても高いのです。
では、どうするのか?
人件費が低く、比較見積りが可能な、海外を拠点にしているオフショア開発専門の一括見積サイトにて比較検討をすることにより、人件費を抑えながら、多くの提案を手に入れることができます。品質も日本品質で開発されているため、信頼を損なうこともなく、安心して開発に取り組めますよ。
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