日本でも人気のブランド「THE NORTH FACE」などを抱えるVFコーポレーションと言う米国企業では、IBMのAI『ワトソン』などを使い、オンラインショッピングを楽しむ人に新たな体験を提供しています。

『ワトソン』は、国内でも大手企業のカスタマーセンターへの導入事例が多いAIです。対話型のAIである『ワトソン』をオンライン通販サイトに導入したVFコーポレーションの事例をご紹介します。

実店舗とオンラインショッピングの違い

ユーザーは実店舗に出向くことで、異なるサイズの洋服を試着したり、商品に触れて素材感を知ったりすることができます。このような体験はオンライン上ではできず、オンラインショッピングは実店舗より劣っている、とされてきました。

「THE NORTH FACE」では、実店舗とオンラインショッピングの差異を改善するため、ビッグデータとAIを導入したのです。

対話型ショッピングアシスタントの導入

「THE NORTH FACE」のオンライン通販サイトを見ているユーザーは、『エキスパートパーソナルショッパー (XPS)】というソフトを使うことになります。『XPS』は、オンライン上でブランド専門の店員として動作し、ユーザーのセール会場への誘導などを行います。

それだけではなく、対話型のAIである『ワトソン』は、ユーザーの質問に対して実店舗の店員が提供するような知識を基に回答します。これにより、ユーザーの好みや目的に合った商品が探しやすくなったのです。

AIをアパレルブランドで活用

アパレルブランドでは、ユーザーから寄せられる質問項目がある程度決まっていることが多いです。洋服のサイズや素材など、よくある質問に対して回答を作っておくことが可能です。

ユーザーが『ワトソン』に商品について質問すると、商品のデータやレビュー情報、関連コンテンツなどが提供されます。インターネットで商品の口コミなどを検索する手間を省くことができるので、オンライン上でも実店舗に近い快適なショッピングが楽しめるのです。

まとめ

オンラインショッピングは便利ですが、実物を確認できないのが大きなネックとなっています。大きなギャップを少しでも埋めるため、実店舗における店員の役割をオンライン上ではAIが担う、というVFコーポレーションの事例を紹介しました。

AIなど先端テクノロジーは外部の企業が開発したものを使い、自社の課題解決に役立てる事例は今後も増えていくでしょう。IT業界以外の企業でも、AIの積極的な活用が期待されます。

英文参考リンク

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