最新のITは生命保険も会社でも注目されています。国際的な保険会社ヴァイタリティ・ヘルス社では、ITで被保険者の健康状態を把握し、データから適切な保険料を算出しています。

保険金の支払いを少なくしたい保険会社にとっては、病気にかからないよう気をつける健康意識の高い人に加入してほしいものです。被保険者の健康意識を高めるため、ヴァイタリティ・ヘルス社や次のような取組を行っています。

保険料の算出における課題

一般的な保険会社では、被保険者の年齢や性別、過去の病歴などによって病気にかかるリスクを計算しています。若いほど病気のリスクが少ないので、保険料は安くなります。

ところが、ヴァイタリティ・ヘルス社が米国で行った調査によると、調査対象となった人の79%が、実年齢より健康年齢の方が高いことが分かりました。つまり、実年齢で保険料を算出すると、実態よりも高いリスクを安い保険料で引き受けていることが分かったのです。

ヴァイタリティ・ヘルス社の健康増進プログラム

適切な保険料でリスクを引き受けるのは保険会社にとってもちろん重要ですが、被保険者の身体が実年齢より老化していることも問題です。そこで、ヴァイタリティ・ヘルス社は被保険者が健康に対して取り組むほどに保険料が安くなるプログラムを開始しました。

ヴァイタリティ・ヘルス社はフィットネスジムや健康診断の機関と提携し、被保険者のデータがウェアラブルデバイス経由で送信されるようにしました。アップルウォッチなどのウェアラブルデバイスを使い、被保険者が使える『Vitality Member app』というアプリを介して、被保険者の健康増進への取り組みをヴァイタリティ・ヘルス社が閲覧できる仕組みです。

優良被保険者をグリップ

健康増進に向けて運動などに取り組む被保険者には、ポイントが付与されます。ポイントは特典を貰うために使うことができます。また、プログラムの加入者はヴァイタリティ・ヘルス社と提携している飲食店で食事代の割引を受けられるなどの特典もあるのです。

健康増進に取り組む人にポイントを付与し、優待サービスを受けられるようにしたことにより、ヴァイタリティ・ヘルス社は健康に関心のある優良な被保険者を多く抱えることができました。また、継続してプログラムの恩恵を受けるため、他の保険会社に移る被保険者も少なくなったのです。

まとめ

ウェアラブルデバイスを用いたデータ収集により、被保険者の健康への取組状況をヴァイタリティ・ヘルス社が把握できるようになりました。

ウェアラブルデバイスのみならず、IoTを通じて類似のサービスは増えていくでしょう。さまざまな業界で、消費者の生活に密着したデータの活用が期待されます。

英文参考リンク

IoTやビッグデータを活用したい方へ

さまざまな業界で急速に普及が進んでいる、IoTやビッグデータ。今や、多くの企業で、IoTやビッグデータを活用したサービスの実証実験や実用化が進んでおり、今後も目覚ましく著しい発展が期待されています。企業にとっては、自社のビジネスとの親和性や競合他社の取り組みを見極めながら、IoTやビッグデータを活用した新技術や新サービスをどのように拡大させていくか、日々試行錯誤しながら真剣に検討していることでしょう。

こういったIoTやビッグデータを活用したサービスを導入したり、自社でサービスを開発してみたいけど、気になるのは、開発方法や費用。他社に開発やコンサルをお願いすることができますが、その場合、他社との連携がうまくいかなかったり、自社のニーズに沿った仕様にカスタマイズすると想定以上に時間とコストがかかってしまいますよね。できれば、費用を抑えながら、IoTやビッグデータを活用したサービスの開発と展開を目指したいもの。しかし、開発者やデザイナーなどのリソース不足や知識不足により、思うように開発が進まなかったりするかもしれません。何か良い解決策はないのでしょうか。

プログラム開発費用は? 開発費を半額にする方法とは?

家の装飾と同じで、沢山の費用を払えば内装はとても豪華になるのと同じく、システム開発やコンサルティング費用をつぎこめば色々なことができるようになります。

ただ、これは日本の開発会社やアメリカ等の人件費の高い会社に依頼をすると、とても高いのです。

では、どうするのか?次のページにてオフショア開発SIMECという開発費用高騰課題とエンジニア、デザイナー不足の解決方法をご紹介します。

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