
モデルや芸能人、有名ブロガーのトレンドは、一昔前まではブログで発信するのが主流になっていました。
しかし、その流れは徐々に動画に移行するようになり、それに見合った動画サービスがあちこちで誕生します。
その火付け役となったのが『CCHANNEL』です。
CCHANNELは、日本を含む世界10カ国で活用されている動画配信サービスで、女性が関心を持つテーマを動画で1分ほどで配信しています。
日本のユーザー数は1000万人以上おり、世界全体では2000万人以上です。動画再生回数は、月6億回を超えると言われています。
そんなCCHANNEL は、自社サービス専用のライブコマースをリリースしており、他社のライブコマースと差別化を図っているのです。
他サービスとの違い
一般的なライブコマースは自宅やスタジオから商品をアピールするスタイルですが、CCHANNELは、自社イベント「Super!CCHANNEL2018」から配信するスタイルもとっています。
このイベントは、CCHANNEL内で人気の高いコンテンツを現地体験できるようになっており、およそ3万人を動員する人気イベントです。
現地には、ファッションと関係性の強い有名人やCCHANNELでおなじみの配信者が多数集まっています。
結果、臨場感のあるイベントに
イベント会場には、各コンテンツに分けた複数のブースが用意されており、そのブースからイベントの様子をライブ配信する形になりました。
イベントで紹介されているファッションアイテムやメイクアイテムなどをイベントの空気そのままにライブ配信します。
そうすることで、視聴者はカリスマ店員に商品をプッシュされている感覚になるため、臨場感のあるライブコマースになるのです。
このような臨場感を得た視聴者は、「実際にイベントにも行ってみたい」という気持ちになるため、更なるイベント動員数の向上にも役立ちます。
まとめ
今回は、CCHANNELのライブコマースに焦点を当ててみましたがいかがでしたでしょうか?
一般のライブコマースは、自宅やスタジオから配信するスタイルが普通なので、なかなか面白い試みでしたね。
自社のイベント力の高さはよく理解しているからこそ出来るライブコマースです。
近年は、ユーチューバーイベントが活発に行われていることもあり、ネットの枠を飛び越えたイベントが増えています。
今後もCCHANNELのようなライブコマースは増えていくことでしょう。イベント好き&ライブ配信好きな人たちは、今後の発展から目が離せません。
CCHANNELのようなライブコマースシステムを構築したい方
動画の撮影機器などは専門外なのでわかりませんが、
アプリの開発やウェブサイトの開発、商品販売サイトや、ダイレクトで販売するためのネットショップ用の決済システムが必要になります。
生放送やアーカイブ方法と、ネットショップのシステムをコラボさせるイメージです。
あとは、細かい応用です。
サーバーの負荷をどれだけ軽減できるかという点も考慮しないといけません。
あとは何よりお客さんのアクセスをどれだけ増やすことができるのか、これにつきますね(^^)
大きなコミュニティを運営しているなどのプラットフォームを持っていることが重要になりそうです。
開発費、製作費はいくらぐらい?
動画のスタジオや撮影機材、ライブコマースのタレント起用や番組作りは専門外なのでわかりませんが(専門業者の紹介は可能)
アプリの開発費、ネット決済システム周りの対応についてでいうと、1000万ぐらいの費用が最低限必要だと思われます。
ですが、スタートアップ等の場合はどうしても金額的な工面はできないでしょうから、費用を抑えながら質を上げないといけません。
その場合、日本人の給与や、アメリカ人等の給与は高すぎて人件費は賄えません。それでは品質を上げながら開発費用を2分の1以下にするというのはどうでしょうか?
それは、どんな方法か? 次のページにてオフショア開発SIMECという開発費用削減課題とエンジニア、デザイナ不足の解決方法をご紹介します。